しみずファミリークリニック しみずファミリークリニック

内科・小児科・アレルギー診療
放射線科・循環器内科・呼吸器内科

呼吸器内科専門外来で行う検査

診断をより確かなものにするため、また定期的に呼吸機能の状態を把握するために、必要に応じて以下の検査機器を用いて診療を行っています。

血液検査(院内検査:炎症反応や貧血など)

感染症の中でも、細菌による肺炎を起こしていないかを調べるのに血液検査が有用です。炎症反応は院内で結果がでるため、すぐに結果をお伝えします。 また、喘息は花粉症などのアレルギーが原因で発症することもあるため、鼻炎症状がある方で咳などの症状が続く場合は、原因究明のためアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を血液検査で調べます。

デジタルレントゲン

肺炎などの感染症の他、肺気腫や肺癌、間質性肺炎などの疾患を検索します。また気胸や肋骨骨折などの外傷性疾患の検索にも有用です。短時間で撮影できるため、小さなお子様でも受けていただくことができます。

CTスキャン

体を輪切りにしたような画像をつくることで、レントゲンよりもたくさんの情報を得ることが出来ます。肺炎や肺癌がどの場所に起きているか、肺気腫がどれくらい広がっているのかを評価するのに非常に有用な検査です。当クリニックでは放射線専門医と呼吸器専門医による評価を行い、検査後すぐに結果をお伝えいたします。

超音波

心不全や肺炎が進むと肺の中に胸水が溜まることがあります。超音波検査は、レントゲンには写らないような少量の水でも検出しやすいため、有用な検査です。 また、レントゲンや CT と異なり、放射線被ばくが無いため、安心して受けていただけます。

スパイロメトリー

思い切り息を吸って、全力で息を吐き出すことによって、吸える空気の量(肺活量)や、1秒間でどれくらいの息を吐き出せるかを調べる検査です。簡単な検査ながら、喘息や COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎の診断や病状の把握に大変役立つ検査です。

呼気一酸化窒素測定器(NIOX®)

吐いた息に含まれる一酸化窒素の濃度を測定する検査です。アレルギーによる炎症が気道で生じていると、一酸化窒素の濃度の値が上がるため、喘息の診断に有力な情報となります。
吸入ステロイド等で治療がすすむと一酸化窒素の濃度が下がるため、病状コントロールの評価にも有効な検査です。

簡易ポリソムノグラフィ

いびきや日中の眠気などがあり、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に対して行う検査です。 携帯型の装置を就寝時に装着し、睡眠中の呼吸状態や心拍数、酸素飽和度(SpO2)などを調べます。ご自宅で出来るので、検査のために仕事を休んだりご予定をずらす必要がなく、普段の睡眠の様子がわかるため、負担が少なく、有用性の高い検査です。